2017年12月号

『手賀沼マラソンから……1ヶ月後

 11月26日(日)快晴、世界遺産『富士山』の麓、凍てつくような寒さの中9時のスタート震えるながら待つ約8千人のランナーの中に僕はいました。人生初フルマラソンとなる“富士山マラソン”(※富士山マラソンと言っても富士山を登るわけではありません。富士山を眺めながら河口湖・西湖をぐるっと回ります)がもうすぐ始まります。午前9時スタートなのですが、集合時間は8時30分。防寒用に作った手製のゴミ袋ポンチョをかぶりひたすら待つ。8千人で“押しくらまんじゅう”したら暖かくなるのになんてことを本気で思いながら待ち続け、いよいよスタート!この日の富士山の姿は絶景でした。3年ほど静岡に在住したこともありましたが、おそらく一番だと思います。


美しく雄大に佇む富士山を正面に、ときには背にし、いつも富士山を感じながら走ることが出来るコースです。目標は、サブ4(4時間以内でゴール、出来れば3時間40分台!)とし、ペースはキロ5分20秒~30秒で走り始めました。

 前半は少しゆっくり目で後半に余力を残しペースアップ!という計画で走っていました。が、作戦ミスというより計画の甘さを後に実感することになります。

 

 何が、計画を狂わせたか、それはハーフ過ぎ(21キロ)にそびえるコース最大の難所、高低差75mを1.8kmで登る激坂です。ここで、ランナーの作戦は大きく2つに分かれます。サブ3(3時間以内でゴール)を目指すようなランナーは、当然駆け上がっていきますが、それ以外のンナーは、坂でも構わず走り抜ける作戦と後半のことを考えて坂はあえて歩く作戦です。僕は、当然!?構わず走り抜ける作戦を選択。坂道結構好きなんです。延々と続く坂道を前に「よっしゃ~!」と意気込み1.8kmを駆け上がりました!で、ゴール!なら良かったのですが、ここはまだハーフ過ぎ、まだ残り半分走らなければならないのです。

 

 その後は、前半のペースを維持するのがやっと。アゴが上がり、普段の練習では痛くなることなんてない首に痛みが出始める始末(後で走行中の様子を見られるサイトで自分の姿を確認すると、苦悶の表情でほとんど上を見ながら走っている姿ばかり)。なんとかかんとか必死に足を前に出し続け、『39km』の表示を目にした時には、やっと終わるという感情からなのかフルマラソンを完走できるという達成感からなのかちょっと泣けてきました。


そしてついにフィニッシュ!!3時間50分34秒、あ~っ、あと30秒ちょっと早ければ40分台だったのに、途中トイレ休憩をしなければ……。


1年前には想像もしていなかったフルマラソン完走。人間何歳になって始めても出来ることはある、そう思えた一日でした。もちろん出来ないことがあるのも現実です。しかしそれ以上に出来ることはまだまだ山ほどある、そう確信できました。

                                      奥松

 


  ☆クリスマス作品発表会☆

  先日、毎年恒例のハロークラス・ダクタクラスのクリスマス作品発表会がありました。ハロークラスはパレード車でしたが、みんな自由な発想で、いろいろな形や飾りのついた素敵な作品でした。ダクタクラスはプレゼントを出すための仕組みがそれぞれ工夫されていて、どうやってプレゼントを取り出すのか、ワクワクしながら見ることができました。

 

 発表の方は、やはりレッスンの時とは違い、大勢の人の前に立って話さなければ

ならないので、普段の姿とは違う面が見られました。レッスンの時は大きな声でいっぱいおしゃべりしている子が、恥ずかしそうに小さな声で発表していたり、いつものように元気に発表できた子もいたり、初めての発表なのに手を上げて1番に発表した子など様々でした。

 

 

 プレゼントは、ほとんどの子が自分の欲しいものを作っていたようで、発表を見た保護者の方から「これが欲しいとは知らなかった」とか、箱に同じものがたくさん詰め込まれているのを見て、「本当に欲しいんだとわかりました」と感想がありました。


  今回の発表会は、12月の忙しい中でしたが、多くの子供達が参加してくれて、とても賑やかで楽しい発表会になりました。保護者の方々も熱心に作品を見て感想を述べていただき、ありがとうございました。

 

 来年もよろしくお願いします。

 

                                  インストラクター 宇賀神薫美                                          


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