2017年11月号
『何か……方法はある』
(医師 帯津良一氏の書籍より)
39歳の女性が、肺がんを患っていました。手術も抗がん剤も放射線治療も出来ないほどの状態で、何か西洋医学以外の方法をやってみたいと私の病院にやってきました。彼女にはまだ死ねない理由がありました。幼い子どもがいたので、母として「まだ生きたい」という希望があり、「この子を残してはいけない」という責任も重く感じていたのです。
漢方薬を飲み、食事療法に取り組み、気功も熱心にやりました。しかし、経過は思わしくありませんでした。帰宅したり入院したりを繰り返していたある日、胸水がたまってきて緊急入院することになりました。腫瘍も大きくなっていて、背中に激しい痛みがあり、食事もとれず、トイレにも行けません。
そんな厳しい状況の中でもあきらめなかった彼女に、まさに神様は微笑みました。どこで情報を仕入れてきたのか、彼女はバケツに粗塩を入れ、そこに足を突っ込んで、ごしごしともむ治療法を始めたのです。
~(中略)~
彼女は、この治療法にかけました。一心不乱に、毎日毎日、粗塩で足をこすり続けました。すると、しばらくして、足のむくみがとれ、体調がよくなってきました。そして半年後にはニコニコしながら退院していったのです。
粗塩で元気になった女性の話しは、すぐに病院中に広がりました。誰もが藁をもつかむ思いでいますから、そういう情報には敏感で、病院のあちこちで、バケツに粗塩を入れて、そこへ足を突っ込んでいる患者さんの姿が見られるようになりました。この方法で、「私も治った」という人が続出すればすごいことになります。まさしく、がんの特効薬です。ところが、そんなことにはなりませんでした。最初にやった女性のように劇的な回復を見せた人はひとりもいなかったのです。
本屋に行けば、勉強も仕事も恋愛もスポーツも……、あらゆる物事について上手く進めていくためのマニュアル本が陳列されています。その本に書かれている通りに取り組んだら誰もが成功する、なんてことはなく(もちろん上手く行く人も中にはいるのでしょうが)、せっかく買ったのに、読んだのに、こんなマニュアル使い物にならないと嘆いたり……、ということはよくあることです。上記の書籍にも「絶対に効かないという治療法はない、ただし絶対に効くという治療法もない」と書かれています。これはあらゆることに通じることだと思います。
絶対的なマニュアルなんてないのです。あるとすれば、自分に適した方法が必ずあると信じることであり、成し遂げたいという強い思いがうみ出す執念のようなものが最適な道筋を照らしてくれるのでしょう。
今は上手く行かなくとも、「自分にあった方法は必ずある!」そんな思いを持ち続けられる人こそ強い人と言える気がします。
奥松
手賀沼エコマラソン走ってきました(`・ω・´)ゞ。10月29日、台風がもたらした豪雨の日曜日です。強烈な天然シャワーを浴び、バシャバシャと水たまりに足を踏み入れながらもなぜか絶好調(悪条件の方が燃える体質のようで)。
プライベートベスト記録、大幅更新できました(*^^*)。
来年の抱負
みなさんこんにちは、山本です。今年も残るところ1ヶ月と少々。
本当に毎回のように言っていますがこの歳になると月日が経つのはあっという間ですよね(T_T)。
さてさて今回は私の永遠のテーマでもある「日々楽しく生きる」について私なりのルーティンをお伝えしてみます。
今日という一日は今日一回しかない。
私は毎朝目覚めてから今日一日をどれだけ楽しく過ごすか、まずワクワクする事を予定に組み込むようにしています。仕事でバタバタしそうな時は、お昼ご飯はあれを食べようとか、帰りにあの雑誌を買って帰ろうとか、夕飯は昼間食べたランチを作ってみようとかを考えます。とにかく忙しければ忙しい時ほど憂鬱になってしまうので、朝一の脳に楽しいイメージを叩き込みます。そしてリビングに行き、香りいっぱいのコーヒーを飲んでテンションをあげます。
その後は仕事に没頭してあっという間に帰宅。夕飯の支度片付けその他の家事をこなし、なるべく翌日が楽になるように9時には寝るようにしてます(笑)。
教室に来られるワーキングママや子育て真っ最中のママたちの頑張ってる姿を観て私も日々頑張ろうとムチを叩いている所存でございます。
そんな中決まりました。来年の抱負。
“余裕を持って日々楽しく過ごす!”です。
ちょっと自信無いですが、これを抱負に来年一年を充実したものにしようと思っています。
インストラクター 山本英美
鍋を囲む恐竜(怪獣)たち ・ 大木 ・ トロイの木馬 ・ 麺うちマシーンとラーメン ・ つばき姫 ・ システムキッチン
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