２０２１年６月号
☆グループ教室 学習塾“稲進会”の内容も含まれます。
『超難関の試験』
最近２つの難関と呼ばれる試験を耳（目）にしました。
１つ目は中国の『高考』と呼ばれる試験、日本の大学入試と同じようなものですが日本よりシビアであるようです。中国の一流と呼ばれる大学に入学するためには、一発勝負！でこの試験で高得点をとる以外に方法はありません（推薦もAO入試も無い）。受験人数も毎年１０００万人を超え（日本は約５０万人）その中の５％ほどがいわゆる一流と呼ばれる大学に合格できます。
２つ目はロンドンのタクシー、ロンドンの伝統的なタクシーは背が高く黒色の車体を使っていることか『Black Cab』と呼ばれています。このタクシーの運転手になるための試験は「世界一難しい試験」と呼ばれるほどだそうです。運転技術はもちろんのことロンドンの複雑な街の交通網を完璧に覚えなければならなく、それには超人的な記憶力が必要なようです。
２つの難関と呼ばれる試験に合格すればその後の人生は安泰！？高考で結果を残し、一流大学に合格した人は一流企業に入社出来、生涯高収入を得ることが約束されていました。またBlack Cabの運転手はロンドン市民から尊敬の念をもって見られ、あまりに試験がむずかしいので新規の参入も無く安定した生活が送れるとされていました。
ですがそうしたがこの先も同じかと言うと……。
Black Cabは『Uber』（ウーバータクシー）の登場ですでに危機的状況になっているようです。
Uberは、『ウーバーテクノロジー』が２００９年にアメリカで始めたタクシーサービスで専用アプリを利用して利用者とタクシー運転手を直接結び付けるサービスです。日本でも２０２０年からサービスが始まっています。コロナの影響から街中をかけるバイクや自転車を頻繁に目にするようになったUber Eatsも同企業のサービスですね。Uberがロンドンのタクシー業界に大きな影響を与えています。これまでロンドン市内の交通情報については誰より詳しかったはずのタクシー運転手、でも“ナビ”があれば最短ルートは簡単に調べることができます。運転手の持つ絶対的な知識の量はアドバンテージにならなくなってしまったのです。
高考の試験も居住地や家庭環境などが生み出す不公平さが問題とされたり、海外留学のハードルが下がり国際的な視点で活躍できる人材を育成する方法として現在のシステムが適しているのか？などの面から日本の大学入試同様様々な改革が実際に行われています。そうなると高考での結果がその後の人生に安泰をもたらすパスポートではなくなる可能性も出てきます。
昨年より続くコロナの影響でこれまで当たり前とされていたものがそうではなくなったものがいくつもあります。この先も技術革新、自然災害や世界情勢の変化などで価値観の変化が起こることでしょう。絶対と思っていたものがそうでなくなった時、子供たちにこんなふうに受け止め対処していったらいいんじゃない！と思うことを次回の通信で紹介したいと思います。 （奥松）
☆韓国語勉強しております！☆
みなさんこんにちは、早いもので今年もあっという間に半分過ぎてしまいました。
皆さんいかがお過ごしですか？
山本家は相変わらずにぎやかなんですがなんと更にまた賑やかになりそうな気配が…パリス母さん（犬）またご懐妊⁉️⁉️(こちらはどうなったか気になった方は私に聞いてください笑)
さてさてコロナで自粛自粛とやりたい事が中々できない中皆さんはどうやって乗り切っていますか？私は元々家にいるよりは外にいることの方が多かったのですが最近は本当に家にいるばかりです。というのも最近真剣に韓国語の勉強を始めていてこれが結構夢中になっているんです。どうせ3日坊主だと家族は思っていたみたいですが、なんと、1ヶ月続いています！やっと少しずつハングルが読めるようになってきてこれが読めて合っていると嬉しくて嬉しくて。ちょうど私の生徒さんの幼稚園生がひらがなを辿々しく読んでいるのと同じような感じです。今は教科書のハングル読むよりも、Instagramや韓国に住んでいる方のブログなど見たりして現地の看板や、韓国の方のコメント読んだりするのにハマっています。わからない単語は調べてノートに書いて忘れないようにしています。
もう本当にあっという間に時間が経っちゃうんです。ですが記憶力の衰え、目のかすみ、ペンを握った時の関節の痛みなど勉強を邪魔するものが多々あり、目薬、記憶力維持のサプリ、バンテリンなどが勉強のお供になっています。
私の50歳までにやる事リストその1の“韓国留学”を目指してコツコツと頑張っていこうと思いま～す。
皆さんの楽しんでいる事、夢中になっている事など是非今度聞かせてくださ～い。あと、韓国語勉強している方いたらアドバイスお願いします^_^
ではではまた。감사합니다. （インストラクター 山本英美）
＜今月の作品紹介＞
ハロークラス・ダクタクラスでは共通課題製作ということで、“住みたい家”を作っています。
６月下旬より教室ホームページにてご紹介できるようにする予定です。
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