2020年6月号
『オンラインじゃなくても』
世界各地や東京都の様子を見るとまだまだ予断をゆるさない新型コロナの感染ですが、まなびの広場・稲進会ともに6月よりレッスン・授業を再開しております。
この事態により社会は様々な点で変化を余儀なくされました。仕事ではテレワーク、教育ではオンライン授業と言った人との接触を必要としない関わり方が今後さらに注目を集めていくことでしょう。
変化が必要なことは認識しつつ、(一応!?)教育に携わってきた者として気になることがあります。オンライン授業を受けるのに必要な環境(パソコンやタブレットの所持、通信環境)が平等にいきわたっていないことにより教育格差が生まれているという話題です。オンライン授業を受けられなければ勉強に遅れが出る、これって本当?数十年前、オンライン授業なんてありませんでした。
私が通っていた高校の担任は東京大学卒でした。「東大卒なのになんで高校の先生なんてしているんですか?」と今思えば、失礼な質問をしていたことを思い出します。当時、代ゼミ・駿台・河合塾といった予備校業界が全盛でした。どこの予備校に行くべきなのか?これも多くの高校生たちが気にしていたことで、先ほどの東大卒の先生にも「どこの予備校行っていたんですか?」という質問をしたことを覚えています。先生の答えは「予備校なんて行っていないというか、周りにそんなもの無かった」でした。今でこそネットを通じ大都市で行われている有名講師の授業を日本各地で受講することができますが、そうしたシステムが無かった時代もあったわけです。学習塾を運営しながらこんなことを思ってはおかしいのかもしれませんが、“塾に通わなければ勉強が遅れる”も真実ではない気がします。オンライン授業が受けられなくても、塾に通っていなくても、きちんと自分で勉強する子はいます。
二宮尊徳のように薪を背負いながらも勉強は出来る!
現代版“蛍雪の功”
蛍ではなくマクドナルドの窓からもれる明かりでも勉強はできる(実話)!
と言いつつも現実は理解しているつもりで、「うちの子は、自分から勉強なんて程遠く……」が多くの保護者の方のお悩みかと。さらに3か月間学校もなくこれからの心配が増すばかり、というお気持ちも理解しているつもりです。仮にこの3か月間、日々きちんと勉強(各自やるべきこと)と向き合えたお子さんはこの先もきっと大丈夫でしょう。ちなみに教室休講中の私自身は本当にだらけておりました。特に4月は生産的な取り組みは皆無に近く、5月はこれではダメだと少しずつのリハビリ(-_-)を経て今を迎えております。
3か月間、学校での授業が無かったことは事実です。この事態を大人はどうとらえどう子供たちと接していったらよいか、私の思うところを次回紹介いたします。
※3月号で触れた『ドラゴン桜』に関する勉強法の紹介は、今しばらくお待ちください。(奥松)
☆お嫁さんがやってきた☆
皆さんこんにちは。長かった自粛生活からようやく日常が動き始め少しホッとしております。
さてさて暗い話や、重い話しは苦手なのでいつもの山本家シリーズでいかせてもらいます。
山本家ではなんと2月に『シェル』君(トイプードル・オス・4歳)のお嫁さん『パリス』ちゃん(トイプードル・メス・6か月)が来たんです。全く性格が異なる2匹。大人しくてビビリなシェル君に比べて、破茶滅茶おてんばで何にでも食いついてしまうパリスちゃん。もうこんなにも大変になるとは思ってもいませんでした。はじめはお姫様のよう丁寧に育てていましたが、うちに来てひと月が経つ頃、パリスの本性が徐々に現れ始めました。餌は自分の分をバクバク食べ終えた後、急いでシェルの所に行き横取り、そして壁紙をガジガジ、洋服のボタンをガジガジ。もうこれは最強でしたが、コンバットの黒いケースをガジガジ。すでに病院に3回行き吐きだす処置をしてもらっています(>_<)。
うちの(人間の)子供達は赤ちゃんの頃ここまでガジガジすることはなく、今私的には手のかかる赤ちゃんの世話をしている感覚です。寝ている時と息子と遊んでいる時は本当に愛くるしくてキュンキュンしちゃうのですが、その他はめちゃくちゃ大変です。近くに犬の幼稚園があり一度連れて行ってみようかなぁ〜とも思っています。
皆さんの家のペット話しも今度ぜひお聞かせください。
教室のインストラクターはみんな動物好きですよ。 (インストラクター 山本英美)
“早く世界中の人が安心して暮らせますように”
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